コーチングスクールに通った動機
私はこの4月からコーチングスクールに通っています。数万時に及ぶ自分史もそのコーチングスクールの取り組みの1つです。
では、なぜ、社労士である私がコーチングスクールに通うことを決断したのかを鮮度があるうちに記録として残しておきたいと思います。
特にもやもやしていた5年間
昨年(2023年)の12月。
事務所として初めてインターンシップを開催することに決めました。
なぜインターンシップを開催したのかというと2023卒、2024卒と新卒者の採用活動を続けてきたのですが、なかなか当事務所(Noppo社労士事務所)の採用基準に基づく通過者が出ず、いつまでこの採用活動を続ければ通過者が出るのか…、もう通過者が出ないのではないか…とさえ感じていました。
色々とコンサルタントの方とも検証した結果、「意欲の高い、情報感度の高い人たちはもっと早く活動していて、採用活動が想定より早くなってしまっているという実態があるんじゃないか」という仮説をもとに、これまでの「4月から始める(中小企業にとっては早い)という採用活動を変えなければいけない、変えよう!」という判断をしました。
零細事務所がインターンシップ
零細事務所が新卒採用をすること自体が全国的に見ても、「かなりレア」だと思いますが、さらに、その零細事務所が「インターンシップを実施する」となったら、さらにハードルは上がります。
私たちも、インターンシップを実施するということに方針を切り替えたとはいえ、うちの事務所は「代表を含めたった4人の事務所」ですからインターンシップを実施するということについてのハードルは知名度も含めて当然高い。それでもやると決めたのは、この先の展開を考えるともう1名の採用をすることは非常に重要になると感じたからというのと、「インターンシップ自体をやったことがないこと」(自分のwant toの1つ「やったことがないことにチャレンジすること」が発動※)であったので、自然と動いてしまった面はあると思います。
※「want to」とは、「やりたいこと」ではなく、自分の人生を通底して「やってしまっていること」です。
少し前置きが長くなりましたが、こういった経緯があり、初回のインターンシップを2023年12月27日に実施することになりましたが、最終的に代表の私自身は風邪を引いてしまい参加できなかったのです。チーン。
結果として、Noppoの入社2年目と3年目の者で運営をし、何の問題がなく終了した(さすが!と思いつつ、自分の出番がなくちょっと寂しいという感覚)という報告を受けました。
ふと目に留まったYouTube
その報告を聞いて安心して寝ていたわけですが、数日すると体調も良くなって勉強になりそうなYouTubeを閲覧していたところ、ふと、あるYouTubeが目にとまりました。「ある人がコーチングをしている」という動画であり、「そのコーチが経営者に話をして、その経営者が未来側に向かってどういうような決断をしていくか」のような内容だったと思います。その動画を見てすごく惹かれるものがあったんですね。
なぜ、そんなに自分がそのYouTubeに惹かれたのか
なぜ、そんなに自分がその動画に惹かれたのかというと、私自身が社会保険労務士を丸16年ぐらいしているのですが、社労士をしていて「組織の安定化支援」というものにはかなり力を入れて取り組んでは来ました。
その支援内容については、多くの会社(クライアント)で発生する人と組織の問題を炎上する前に解決してきたという自負もあります。本当に経営者が眠れないような状態になったり、不安で仕方がないような状態になったとしても、私が経営者の方に知見と知恵を提供することによって、弁護士さんのお世話にならないよう問題を落ち着くところまで落ち着かせていく・・。社員と下手に炎上しないよう組織がまた安定的に活動できるような活動をしてきました。
私の中で、この「人間心理」と「労働法」を融合した人と組織の問題解決支援という仕事自体は非定型的なものであり、毎回同じ答えがないものなので(飽きやすい自分がこんなにも1つの職種を継続できている理由でもあります)、私の中で得意な仕事であり、やりたい仕事ではあるだったんですが、自分の中でまだ何かそれだけでは物足りない、そういう気持ちがありました。
さらに、新卒の方たちが入社してくる中で、その新卒の方たちにさらに付加価値の高いサービスを担ってもらい、クライアントにさらに頼られる存在になってもらいたい。そういう気持ちもありました。たぶん、それは通常の採用選考しかしていないような事務所であれば、そこまで考えないとは思いますが、Noppoの場合は、採用選考に関して、他とは圧倒的に異なる労力と金と時間を使って採用活動をしているという自負もあるからです。その結果として、顧客満足度日本一の社労士事務所にはなるのは必然であると。
その中で、このコーチングというスキルで、組織に対してコーチングをするということに対して自分がすごく惹かれたのです。そして、「安定化支援」だけじゃなく「成長・進化する支援」というのを実現していきたいと強く思ったんですね。
実は「初めまして」ではなく、二度目の出会い
そのYouTuberがどこのスクールに通っていたのかというのを調べて行ったところ、ある会社が提供しているコーチングスクールに通ったということ知り、ホームページを調べで、ネット上に出ている限りの情報、動画、本というのを、年末年始に掛けて見て読んで聞いて、最終的にここだ!とここで学んでみたい!と思って年明けに連絡を取って、「えいやっ」と参加する申し込みをしました。
で、ふと思ったんですが2019年。4年前にもこのスクールに入りたいと思ったことを思い出したんですね。これも何かのご縁だなと思いました(社労士ですら、3度目の正直で独立開業していますしね。2度目の正直はまだ早いほうかも!!)。その時の自分は、まだまだ朝昼晩を通して実務をしまくってましたから、余裕もなかったですし、本当にそのスクール卒業できるだけの時間も作れるのかということに大きな不安もあり、自分にとってはハードルが大きいと感じて諦めることにしたんですね。娘がまだ5歳で小さく、一緒に過ごす時間を極力減らしたくないという思いもあったと思います。
それはそれで間違いなかったかなと思いますし、その頃に入ってたらやっぱり卒業するっていうのは難しかったでしょうし、今のスクールの課題を忠実にやっていくということも精神的にも難しかったと思います。やはりタイミングというものがあり、今自分が2024年になってから参加したことはベストなタイミングだったんじゃないかなと思います。
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