「採用」は「両輪」がないとゴールに辿り着けない

Noppo社労士事務所の養父です。

「いい人※」を採用できるかどうかは、必ず2つの側面から考える必要があります。
※いい人=生産性の高い人=仕事力のある人

まずは、「ひとを集めること」

つぎは、「ひとを見極めること」

このどちらかが欠けてもうまくいきません。

ひとをたくさん集めれたとしても、見極める目がなければ、いい人が入社しない確率は高くなりますし、ひとを見極める目を持っていたとしても、ひとをたくさん集めることができなければ、選び抜こうにも選び抜けないからです。

「うちは特殊な業界だから」

「うちの業界は人手不足だから」

「うちは●●だから・・・」

人を集めることができない会社の言い訳は大抵このような内容になりますが、実際、「本気で」集めたことがあるかと言ったら、決してそんなことはありません。

ハローワークにしか求人をかけてこなかった・・
ネット媒体にしか求人をかけてこなかった・・
フリーペーパーにしか求人をかけてこなかった・・

大概、そんな程度か、少しミックスした程度です。本気で人を集めようと思えば、ものすごくパワーを費やすことになりますし、かなりの時間も費やすことになります。会社として、総力戦です。

ただ、ある程度の資金が必要なことも事実です。ですので、いい人を採ろうと思えば、そこに投資できるある程度の資金を用意する必要はあります。

当事務所での採用は、前回も前々回も最終的には人材紹介会社経由の応募者となりましたが、求人媒体に多額のお金と労力を使い、応募者の調整をすることを考えれば、人材紹介会社に支払う費用は決して高いとは言えないと判断しています。それでも100万前後は必要になります。

しかしながら、人材紹介会社を活用する場合でも、必ず「ひとを見極める技術」をセットで持っておかなければ、その紹介料が費用対効果に見合わないものになってしまう確率が高まります。

ですので、「人材紹介会社を有効活用する場合は、いい人を見極めることのできる技術を必ずもつ」ということは強くお勧めします。

また、人材紹介会社とひとくくりに言っても、

30代以上の女性の登録者が多い紹介会社であったり、
第二新卒に力を入れている紹介会社であったり、
新卒専門の紹介会社であったり、

とどこに強みを持っているかはさまざまです。

一昔前は「新卒で紹介なんて・・」という風潮でしたが、今ではかなり主流になってきています。

さらに、その人材紹介会社の担当者の考え方もさまざまですので、こちらの意向をよく把握して頑張って応募者を集めてくれる人もいれば、手間
ばかり掛かって全く非生産的な行動を取る方もいます。ですので、ある程度の数に当たる必要もあります。

「いい人」を採るための採用は本当に難しい。
でも、「いい人」を採るために本気で採用に注力している会社は全体から見て「実際は僅か」だからこそ、本気で採用に向き合うことを決めることができたら、
一歩抜きんでた存在になることができるのだと思います。

しかしながら、やればできるのに、なぜやらないのか…。財務的な余裕がないのなら、分かるんですけどね。その点はいつも不思議です。

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