令和5年度　処遇改善加算計画書の提出締め切りについて

Noppo社労士事務所のTomoishiです。

せっかく今年最後のコラムの投稿になるので年末感のある内容を、と考えていたのですが、先週自分でクリスマスを、先日Hottaがおせちについて書いていたので、
ここでまた年末について書くのもどうかと思い、今回は少し仕事に関する内容で書いてみました。
面白味もない内容ですが、題名で興味を持った方はご一読ください。

今回の内容は、令和5年度　処遇改善加算計画書の提出締め切りについてです。

先日、介護保険最新情報 vol.1119 が発出されました。

内容は、令和5年度の「介護職員処遇改善加算・介護職員等特定処遇改善加算・介護職員等ベースアップ等支援加算処遇改善計画書」に係る提出期限についてです。

通常、処遇改善加算等計画書の提出期限は、処遇改善加算等を取得する月の「前々月の末日まで」に行うことになっています。

例）4月から取得を希望する場合➡2月末日までに計画書を指定権者に提出

しかし令和5年度については、計画書の様式の簡素化検討に伴う様式の見直しのため、2023年4月から取得する場合の締め切りは、特例で 2023年4月15日まで となる予定です。
※これまで加算を取得していた事業所が、令和5年度に引き続き加算を取得する場合も締め切りは同じです。

指定権者によって対応が異なる可能性もありますが、少なくとも東京都は4月15日が提出締め切りとする予定であることが記載されています。下記をご確認ください。

介護保険最新情報vol.1119

この加算関係の書類の作成・提出は入社してから毎年担当しているのですが、ここ数年は毎年特例措置が取られており、令和3年度・令和4年度そして今回令和5年度と、これまで一度も原則通りの締め切りだったことがありません……
（令和3年度は介護報酬の改定、令和4年度は介護職員処遇改善支援補助金及びベースアップ等支援加算の取得があったため？）

入社間もなくの頃に余裕を持って取り組めたのはラッキーでしたが、このまま4月提出のペースに慣れきってしまい、来年あたりに今年は原則通り2月末が提出締め切りですよ、と言われたら「ここ数年は4月締切だったのに！」と恨み言を言いながらバタバタするはめになるのだろうと思うと、内心戦々恐々です。

いつが締め切りであっても余裕をもって対応できるように、事前にコツコツと準備を進めておくことが大切ですね。

仕事を言い訳に後回しにしていた大掃除のことも思い出しながら、そんなことを考えた仕事納めの日でした。
皆様、どうぞ素敵な新年をお迎えください。よいお年を！