働く姿、イメージできていますか…？

Noppo社労士事務所のHottaです。
皆さんは自分が社会人として働くことについて、どれくらいイメージができるでしょうか？

当事務所でいえば、そもそも社労士ってなに？という方、小さな会社で働くイメージが湧かない、、という方もいらっしゃると思います。そういう私もイメージは色々していましたが、実際入って想像と違うことが山ほどありました笑
私自身の経験でしかありませんが、入社する前にどんなイメージをして、実際どうだったのか、今の仕事についてお話しようと思います。

毎日の仕事

まずは今の私の仕事について、軽くご紹介します。

現在、私は事務として働いています。
顧問先の会社で発生する入社や退職の手続きをすることはもちろん、お客さんとメールや電話でやり取りをしたり、お客さんとの打ち合わせに同席したり。メールでお客さんにどう伝えるか悩みパソコンの画面とにらめっこをしたり、問い合わせへの返答や手続きに必要な情報を調べたり…
当事務所の採用も担当しているためその対応に追われたり、しているうちに一日が過ぎていきます。

へえこんな世界があるのか…！

学生時代に抱いていた「社労士」へのイメージはかなりテキトーなものでした笑

入社する前は社労士自体、全く知らなかったので（本当に何も知りませんでした、、）近所の書店に行って社労士試験のテキストを見た時は「へえこんな世界があるのか…」と驚きました。逆にあまりにも知らない世界だったので、「勉強していくのは楽しそうだな」と呑気に思った記憶もあります笑
ただそこで「こんなの全く興味ない！」とはならなかったので、当時もそこまで心配していませんでしたし、今も興味を持って仕事をすることができているのだと思います。

試験内容は法律や制度を理解し、そのしくみを知るものではあるので、そのテキストしか見ていなかった私は、「とにかくこのしくみを熟知して、ひたすらアドバイスしていく感じ？」と思っていました。もちろん社労士にはその役割も求められますが、それだけではありません。

私は社労士ではありませんが、社労士事務所で働く一人として、常に相手にしているのは「人」です。やり取りをするお客さんも「人」、手続きや相談の向こう側にいるのも「人」。目の前にいる相手のことや、その先にいる相手のことを考えて仕事をしなければなりません。
覚えた知識だけを使って解決できることばかりではなく、常に相手に対して「どう対応するべきだろうか？」を考えなくてはいけない仕事です。そこに大きな難しさを感じる一方、面白さもあるとこれまでの仕事を通して感じています。

事務って人と関わらないんだろうな…

これまた学生時代に抱いていた「事務」のイメージはだいぶ典型的なものでした。常にパソコンに向かって作業をし、お客さんともメールでのやり取りのみ、あまり人とは関わらないイメージでした。ちょっと典型的過ぎましたかね。。もちろん、事務と言っても仕事によって違うと思いますが、実際にNoppoで事務として働いて、そのイメージはかなり変わったと思います。

Noppoではお客さんと電話をしたり、直接会ったり、頻繁にやり取りが発生する環境にあるので、「人と関わらない」ということはまずありません。また、メールをするだけであっても、どう答えるかを常に考える必要があるため、「作業」というよりは、どう伝えれば分かりやすいだろう？相手に納得してもらえるだろう？と「考える」ことがとても多いのです。

人と関わる仕事と言えば、接客や営業を思い浮かべていた私ですが、そういった仕事とはまた違った密度でお客さんとやり取りをすることができる仕事だと思います。
そして、密にやり取りをするからこそ、お客さんとの信頼関係を築くことができ、感謝の言葉をもらえる仕事です。仕事を通して人に必要とされる、こんな良いことはありません。

全員で４人の職場って…？

他にも、人数の少ない事務所で働くことに対して、「色々な仕事を任されるからスキルも色々身につくだろう」くらいにしか思っていませんでしたが、想像以上に一人ひとりの役割が大きいことを入社してから実感しました。

学生の頃は、中小企業に就職すると言っても100人～300人くらいの企業を想像していたので、そういうところで一歯車としてやっていくんだろうな、くらいにしか思っていなかったのですが、自分含め4人だけの事務所で働くようになり、一人ひとりの存在感の大きさに驚きました。

4人しかいないため、誰か一人くらい抜けても大丈夫、ということはありません（休みが取りにくいとか、忙しくて手が回らないときに誰にも頼れないとかそういうことはありません）。
全員が重要な役割を担っているからこそ、その責任は大きいですが、同時に事務所の一員として必要とされていることを実感できるという良さがあります。お客さんから感謝されたり頼られたりするだけでなく、一緒に働く人からも感謝され、頼られるというのは、働く環境としてとてもありがたいなと常々思います。

ギャップを経て…　今

こんなにテキトーなイメージで、よく今も続けられているなと思ってしまいますが…笑
色々なところで「想像と違う…！」と感じていたこと、お伝えできたでしょうか。

学生の時も真剣に想像をしていましたが、やはり想像と実際の姿はどうしても違ってきます。良い意味で、想像していた「働く自分」とはかけ離れた社会人になれたことは、悩みながら続けた就活や良い縁のおかげだと思っています。

今は少しでも知識を増やすため、社労士試験の勉強もしています。合格の見通しはまったく立っていないのであまり大きな声では言いたくないですが…笑
少しずつ、知識が積み重なっていくのを感じながら、もっとお客さんに対してできることを増やしていきたいと思う毎日なので、これからも頑張りたいと思います。

気づけば3月も終わろうとしていますね。4月に新たに社会人になる方も、絶賛就活中の方も、良いスタートが切れるよう願っています！