単に傾聴するだけではなく、対象者の本旨を掴んでいますか?
よく「お客様と話をするには傾聴が大切」と言われますが、それだけだと本質がずれている
ような気がします。
傾聴が大切というよりも、お客様が言わんとしていることは何なのか?ということを
突き詰めていくと、「全体像」を掴むためにピースを埋めるように聞きに徹する必要があるのです。
もし、その全体像を掴まずに、ピースの一部分のみを切り取って返信を繰り返すとしましょう。
そうすると、その対話の相手は間違いなく「私が言いたいのはそうじゃないんだけど・・」
となってしまうのです。
「傾聴が大切」が本質ではないというのはこういうことで、対象者の相談の本旨を掴むために、
念入りに聞く必要があり、傾聴はただの過程に過ぎないということです。
会話をしているときに嚙み合わない人というのは、大抵、部分部分で会話をするからであり、
本質的に深い会話ができる人というのは、全体像を掴みながら話をします。
その根本は、相手に関心があり、相手からの情報を欲するか否か。
それができなければ、生産的な対話は成立しないでしょう。
人事労務のことなら
何でもお気軽にご相談ください。
初回のみ30分の無料相談も
行なっております。
お電話でのお問い合わせは
03-6454-6083
受付時間:9:30~17:30 (土日除く)